ミャンマー大統領選挙、3月17日に実施へ

ミャンマー上院のマン・ウィン・カイン・タン議長は8日、次期大統領選挙を3月17日に実施すると発表した。
民政移管前の2008年に当時の軍事政権が定めた憲法59条(f)では、外国人の親族がいる人物の大統領資格を認めておらず、英国籍の息子がいるアウン・サン・スー・チー氏は大統領にはなれない。スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)はこの条項の効力を停止することを模索している。
テイン・セイン大統領の任期は4月1日までで、効力停止が実現しなければ、NLDはスー・チー氏以外の大統領候補を指名せざるを得なくなる。