国内販売の全化粧品は輸入許可必要なく、輸入品の質的な保証もなし

ミャンマーで販売している全化粧品は、許可の必要なく輸入しており、質的な保証はないことがわかった。
ミャンマー商業省としては、輸入ライセンスの必要ない輸出入の許可物品リストを2013年2月28日に発表している。
同リストには輸出品152品と、輸入品166品が掲載させており、化粧品もその中の1つとして表示。ミャンマー食品医薬品局に申告した化粧品もあるが、申告していない化粧品も販売している。
「海外輸入も国内販売の化粧品も、ASEAN化粧品の規則上、FDA(食品医薬品局)に申告しなければならない。輸入品をどこの店にどれくらい送ったのか、をブランド名とともに申告する必要がある。FDAとしては、質や成分に関するチェックはしない」とFDAの総務が語る。
ミャンマー国内には1,000種類以上の化粧品ブランドがある。質のよくない、安い化粧品は毎日輸入されている。