国軍の輸送ヘリを砲撃 カヤー州

 タイと国境を接するカヤー州で2月24日、少数民族武装勢力カレンニー国民防衛隊(KNDF)が軍評議会(SAC)キャンプ付近を飛行していたヘリコプターに対して地上から砲撃した。機体には命中せず負傷者などは発生しなかったとみられる。

 このヘリコプターは国軍の物資輸送用のもので、同キャンプへの着陸は断念したとみられる。その後国軍側は2機の戦闘機で空爆したが、KNDF側に死傷者は発生していない模様。

 カヤー州やシャン州などの国境地帯では、国軍と少数民族武装勢力の戦闘が激化しており緊張が高まっている。

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