カレン民族武装グループ間で戦闘の危機

 ミャンマー南部タニンダーリ管区でカレン民族の武装グループ間で戦闘の危機が高まっているが、国内外のカレン民族の団体が話し合いによる解決を促していることが明らかになった。

 調べによると、カレン民族同盟(KNU)傘下のカレン民族解放軍(KNLA)とソーネーダー大将が率いる「コートーレー軍」(KTLA)の間で政治的、軍事的な緊張が高まっているという。すでに小規模な衝突が発生しており、全面戦争が勃発する危機に直面している。

 このため、カレン民族女性連盟(KWO)やカレン平和支援グループ(KPSN)など国内外46団体が、話し合いによる解決を図るよう双方に要望書を提出、仲介にあたっているという。

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