ベトナム向け白砂糖輸出、第1便は5,000トン

 ミャンマー砂糖・サトウキビ生産者協会は、ベトナム向けに白砂糖の輸出を開始した。国営英字紙Global New Light of Myanmarによると、サトウキビの粉砕作業を行っている製糖所から第1便として約5,000トンが出荷された。

 ミャンマーは、計45,000トンを輸出する政府間協定をベトナムと締結。中国や複数の欧米諸国も輸入に関心を示しているという。海外市場では、1トンあたり550米ドル(およそ72,000円)で取り引きされている。

 サトウキビの国内生産量は45万トンで、大半が国内で消費されているという。同協会は、高まる海外需要を取り込むため生産体制を強化する考え。

 サトウキビの栽培と製糖は、主に中部バゴー管区や北西部ザガイン管区、東部シャン州で行われている。(時事通信社提供)