ラカイン州の人道支援 開始も再び停止に

 ラカイン州の人道支援が停戦により12月に再開されていたが、1月は軍評議会(SAC)の許可が下りず、避難民が飢えと医療的な危機に直面している。

 ラカイン州では、国軍とアラカン軍(AA)の戦闘激化により国連関係機関や国際NGOの入域が制限されていたが、昨年11月の停戦に伴い12月に人道支援が再開されていた。しかしSACによる許可は12月のみで、以降は再び支援物資を届けることが出来なくなっているという。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ラカイン州の避難民は1月11日現在で9万人以上とみられる。

© Radio Free Asia