「今こそ国連は行動を」ミャンマー国連大使

 ミャンマーの国連大使チョー・モー・トゥン氏は1月24日、ニューヨークの国連本部で開かれた「ジェノサイド・戦争犯罪特別会合」において、「今こそ国連は行動すべきときだ」と演説し、積極的な介入を行うよう求めた。

 チョー・モー・トゥン氏は、ミャンマー国軍が2021年2月のクーデター以降ミャンマー国民に対して無数の残虐行為を行っていると指摘。法の支配を根本から破壊し、暴力行為の停止を求める国際社会の声を無視していると批判。国連に対して「今こそ『保護する責任(R2P:Responsibility to Protect)』に従い国連は行動すべきときだ」と強調した。

 人権団体のミャンマー政治犯支援協会(AAPP)によると、昨年2月のクーデター以降1月27日までに2,894人の民間人が国軍により殺害されている。

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