ヤンゴン動物園 開園117周年記念イベントも閑散

 軍評議会(SAC)がヤンゴン動物園の開園117周年イベントを1月27日から29日まで開催したが、来客はわずかで園内は閑散としていた。

 来場客によると、園内では食べ物をふるまう屋台やパネル展示が行われたが、来客数自体が少ないうえにイベントに関心を寄せる者はほとんどいなかったという。

 ヤンゴン動物園は、東南アジアでもっとも歴史のある動物園のひとつだったが、タンシュエ議長の軍事政権時代に多くの動物がネピドー動物園に移送され、展示される動物が半分に減少した。また、動物の飼育が十分に行われていないため、病気に罹っている動物も多いという。

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