スー・チー氏党主のNLD 消滅の危機

 新政党登録法が1月26日に制定されたが、アウン・サン・スー・チー氏が党主を務める最大政党の国民民主連盟(NLD)が自動消滅する可能性が高まった。

 同法には施行日から60日以内に新たに政党登録を申請しない場合、既存の政党が消滅することが明記されている。NLDは、軍評議会が実施する総選挙を認めていないため新たに政党登録を行う見込みはなく、同党が自動的に消滅する可能性がある。

 このほか、新政党登録法には「武器をもって政府に抵抗している団体、非合法組織として認定された団体、または当該団体と直接であれ間接であれ関係がある団体は政党を設立する資格がない」と規定されている。

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