ヤンゴンのニュージーランド大使館が再開へ
民主派の国民統一政府(NUG)との関係を深めているニュージーランド政府が、ヤンゴンの同国大使館を再開する方針であることがが明らかになった。 ニュージーランドのStuff新聞が報じたもので、大使館再開準備のため近く外交官を派遣するという。 台湾や香港、ASEAN諸国で勤務経験があるステファニー・リー氏が軍評議会(SAC)にビザ申請をしているが、承認されるかは不透明。同氏は大使職ではなく大使館の責任者としての立場で赴任する予定だという。 ニュージーランド政府は「ミャンマーで大使館を再開するが、軍評議会(SAC)を公式政府として承認するものではない」との立場を示した。同国は、これまでに900人以上のミャンマー人避難民の亡命を受け入れており、ミャンマーとバングラデシュの避難民に対して総額2,825万米ドル(およそ41億8,000万円)の支援を実施している。