食用油の卸売価格、輸入再開臆測で下落

 国営英字紙Global New Light of Myanmarによると、一部の業者がパーム油(食用油)の輸入を再開するとの臆測が広がり、卸売価格が下落している。

 10月31日に1ビス(約1.6kg)あたり9,500Ks(およそ625円)だった価格は、11月26日には5,550(およそ365円)まで値崩れしたという。

 軍評議会(SAC)商業省が設置した食用油輸入流通監視委員会は、11月21~27日のパーム油の卸売基準価格を4,380Ks(およそ288円)に設定したが、市場では基準を大幅に上回る価格で取引されており、26日には乖離が1,200Ksまで広がった。(時事通信社提供)