「2023年は停電がさらにひどくなる」電力省

 軍評議会(SAC)電力省は、2023年の電力事情がさらに悪化し、停電はひどくなると発表した。

 電力省職員は、現在ヤンゴン市内に電力を供給している天然ガス発電所のタービンが老朽化しているため、これを新品に交換しない場合は発電量が大幅に下がり、停電がさらにひどくなると説明。また、火力発電所に供給されている天然ガスの産出量が今後減少するとみられるため発電が不安定になるという。

 天然ガスはシュエやイェタグン、ヤダナー、ゾウティカなどの油田から供給されているが、イェタグン油田はマレーシアの国営石油ペトロナスが稼働を停止したほか、ヤダナー油田からの産出量が減少している。

© DVB Burmese News