ヤンゴン市内で複数の銃撃事件 1日に8人死亡

 ヤンゴン市内で9月29日、複数の銃撃事件が発生し、1日に8人が死亡した。

 ヤンゴン市内バベーダン郡区の仏教施設では、警備中の国軍兵士1人が銃弾を受け死亡した。現場には多数の国軍兵士が軍用車両で駆けつけ、周囲に対して無差別発砲を行った。この発砲により、サイカー(三輪自転車タクシー)の運転手1人と付近を通行していた若者2人が即死した。

 ヤンゴン市郊外のダゴンニュータウン(南部)では、第71地区の地区長と第25地区管理委員会の委員2人がダラン(軍評議会への密告者)と判定され、ダゴンニュータウン南部ゲリラ隊(SDGF)が殺害したと発表した。

 同日夜には、国軍兵士が第53地区の住宅に押し入り市民2人を殺害した。殺害された地区長らの報復とみられる。

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