国軍の空爆で捕虜が死亡、アラカン軍(AA)が発表

 ラカイン州マウンドー郡で、国軍の空爆により捕虜となっていた国軍兵士が死亡した。

 少数民族武装勢力のアラカン軍(AA)によると、国軍は9月23日、マウンドー郡にあるAAの駐屯地に対して空爆を行った。これにより、駐屯地内の収容所で捕虜となっていた国軍兵士に死傷者が出たことが明らかになった。

 AAが負傷者を手当しているが、医薬品が不足しているため捕虜を国軍に引き渡すと伝えたものの、無視されているという。

 負傷した国軍兵士は、「我々が収容されている施設に国軍の戦闘機が空爆を行い、私の友人が死亡した。私は国軍に15年も尽くしてきたのに、なぜ助けに来てくれないのか」と訴えた。

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