アラカン軍、国軍の駐屯地を完全占拠

 少数民族武装勢力のアラカン軍(AA)が、激しい戦闘のすえ国軍の駐屯地を占拠した。Radio Free Asiaが8月31日に伝えた。

 AAの発表によると、ラカイン州マウンドー郡北部のミャンマー・バングラデシュ国境30マイル地点で8月31日、国軍とアラカン軍の間で激しい戦闘が発生、AAが国軍傘下の第6国境警備隊の駐屯地を完全に占拠した。

 この戦闘により、国軍兵士19人が死亡し、1人が捕虜として身柄を確保された。また、国軍から多数の武器や弾薬を押収したという。