軍評議会をICCに提訴するよう安保理に要求 国際人権団体
国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、軍評議会をICC(国際刑事裁判所)に提訴するよう国連安全保障理事会に要求した。Radio Free Asiaが8月2日に伝えた。 アムネスティ・インターナショナルは「2021年2月1日のクーデター以降、軍評議会は市民2,000人以上を殺害、14,500人を不当に逮捕した。今も多くの政治犯が拘束されており、刑務所内で拷問や虐待を受け死亡している。また、軍評議会は逮捕状なく市民を逮捕し、本人不在の場合は家族を人質として拘束している」と指摘。 軍評議会は不公正な裁判で市民70人に死刑判決を下し、4人に死刑を執行している。これは過去に類を見ない下劣な行為だと激しく非難した。 安全保障理事会は、国連憲章第7章の規定のもとに国際の平和と安全を維持または回復するために強制措置をとることが可能。強制措置は経済制裁から国際的な軍事行動まで多岐にわたる。