ドル高チャット安が一段と進行 1米ドル3,350Ksに

 8月29日にドル高チャット安が進行し、金相場もさらに上昇した。DVB Burmese Newsが伝えた。

 軍評議会は金融市場監視・調査・管理委員会を設置し、第1回会議を8月27日に行ったが、その直後からドル高チャット安が進行し金相場も上昇した。調べによると、会議前8月26日の外部市場の為替レートは1米ドル=3,100Ksだったが、会議後8月29日の為替レートは1米ドル=3,350Ksとさらにドル高チャット安となった。金相場(1ビス=16.5gあたり)も2,855,000Ks(およそ188,000円)から2,930,000Ks(およそ193,000円)に上昇した。

 金融市場監視・調査・管理委員会の会議では、ヤンゴン、マンダレー、モーラミャインなどの金業関係者や両替商などが招集され、内務省総務局、特別警察、都市開発委員会など取り締まる側の関係者が出席し圧力をかけたが、結果として逆効果となった。