ミャンマーの対中国境貿易 12億米ドルを突破

　ミャンマー商業省は、今年1月1日～8月5日の中国との国境貿易額が約12億5,000万米ドル（およそ1,725億円）だったと発表した。このうち、シャン州ムセ郡区と中国の雲南省瑞麗市を結ぶ国境検問所経由が、10億米ドル超と大半を占めた。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。

　中国の通信社によると、Wang Ding-Kyinsankyawtゲートを通じて出入国したトラックの数は6月に9万台に達し、貿易量は新型コロナウイルス感染症流行前の55.5％まで回復。貿易額は1億9,200万米ドル（およそ265億円）に達した。

　ミャンマーは、主にサトウキビやマンゴーなどの農産物を中国に輸出している。（時事通信社提供）