パーム油基準価格を17%引き上げ

 ミャンマー商業省傘下の食用油輸入流通監督委員会は、8月22日~28日の食用油(パーム油)の卸売基準価格を1ビス(約1.6kg)あたり4,860Ks(およそ315円)に設定した。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じたもので、前週から720Ks(およそ47円)と大幅な引き上げとなった。

 同委員会は、輸入先のマレーシアとインドネシアのFOB(本船渡し)価格を注視しながら毎週基準価格を決定している。しかし、実際には基準価格を上回る高値で取引されており、ミャンマー食用油協会などがヤンゴン市内数か所に移動販売車を出し、1ビスあたり5,000Ks(およそ325円)で提供しているという。(時事通信社提供)