2021年10~22年3月のミャンマーの貿易額、前年同期比ほほ横ばい
ミャンマー商業省は、2021年10月~22年3月の貿易額が約155億2,000万米ドル(およそ1兆9,000億円)だったと発表した。前年同期比は0.01%減で、ほぼ横ばいだった。 国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じたもので、輸出額は78億8,000万米ドル(およそ9,700億円)、輸入額は76億2,000万米ドル(およそ9,300億円)で、貿易収支は黒字だった。 主要貿易相手国の中国で新型コロナウイルス感染症が再拡大し、一部の国境取引所が閉鎖されたことで陸上貿易額は24億3,000万米ドル(およそ2,970億円)減少した一方、海上貿易額は堅調で24億米ドル(およそ2,930億円)増加した。 ミャンマーの主な輸出産業は農業と製造業。一方、消費財、工業用原料、消費財を輸入している。同省は輸出促進と貿易赤字の削減を図り、高級品などの輸入を制限している。(時事通信社提供)