「預金者は心配しないで」ミャンマー中央銀行が異例の声明

 日本の大手金融機関とも業務提携を締結しているミャンマー・エーペックス銀行(MAB)会長が逮捕されたことを受け、ミャンマー中央銀行は4月27日声明を発表し、預金者に冷静な対応を呼びかけた。国営新聞Myanma Alinnが伝えた。

 声明によると、ミャンマー大手財閥エデングループの総帥でMAB会長のチッ・カイン氏が汚職の疑いで逮捕されたが、銀行の財務状況、経営状況は健全で預金者は憂慮する必要はないとして、引き続き銀行サービスを利用するよう呼びかけた。

 ミャンマー中央銀行は、MABの新人事を4月27日に承認している。