次期選挙は比例代表制に、軍評議会が発表

 軍評議会傘下の選挙管理委員会は4月27日、次期選挙について拘束名簿式(Closed list)による比例代表制で実施すると発表した。DVB Burmese Newsが伝えた。

 選挙管理委員会のキン・マウン・ウー氏によると、2023年に予定されている総選挙に関連し、5つの新法令と4つの新規則を起草し、軍評議会に提出したという。キン・マウン・ウー氏は「提出した条文には、従来法の廃止に関するものも含まれている」と述べた。

 2008年憲法によると、2021年2月1日に発令した国家緊急事態宣言の期間は1年間と定められており、半年の延長が2回まで可能となっている。最長でも2023年1月31日に緊急事態宣言の期間が満了する。宣言終了後6か月以内に総選挙を行うと定められているが、現時点では選挙の具体的な時期や方法については明らかになっていない。