シャン州で地対空砲を購入、基金に1週間で5,500万Ks集まる

 軍評議会・国軍による空爆に対抗するため、市民防衛隊(PDF)が地対空砲の購入を計画しSNS上で募金を呼びかけたところ、1週間で5,500万Ks(およそ380万円)が寄せられた。DVB Burmese Newsが4月25日に伝えた。

 シャン州南部モービェー郡に拠点を置くモービェー市民防衛隊は4月19日、地対空砲「Pecheneg」を購入するために必要な資金を調達する目的でSNS上で呼びかけたところ、4月25日までに国内外から5,500万Ks分の募金が集まったという。

 シャン州南部とカヤー州との境界付近は戦闘が最も激しい地域の一つで、国軍側に多くの戦死者が発生している。このため、国軍は戦闘機や戦闘ヘリを投入し激しい空爆を行っているという。