軍評議会トップが欠席 、BIMSTEC首脳級会議

 3月30日に行われたBIMSTEC(ベンガル湾多分野技術協力イニシアティブ)の首脳級会議に、軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官が欠席した。国営新聞Myanma Alinnが3月31日に伝えたもの。代理として軍評議会のワナ・マウン・ルイン外相が出席した。

 ワナ・マウン・ルイン大臣は「ミン・アウン・フライン総司令官(首相)の代理として首脳級会議に出席できたことを誇りに思う。今回の会議は国家主権の尊重と平等、内政不干渉などの原則を定めたBIMSTEC憲章が承認された歴史的なものだ。破壊活動はいかなる理由があれ受け入れることはできない」とスピーチした。

 BIMSTEC(ベンガル湾多分野技術協力イニシアティブ)の加盟国は、バングラデシュ、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、スリランカの7か国で、経済、投資、貿易など14分野において協力するもの。ミャンマー以外の6か国は首脳級が出席した。