2021年10月~22年3月18日の農産物輸出、前年同期比19.6%減

 ミャンマー商業省は、2021年10月1日から22年3月18日までの農産物の輸出額について、前年同期比19.6%減の21億7,000万米ドル(およそ2,670億円)だったと発表した。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。

 ミャンマーは主にコメや砕け米、豆類、青果物、乾燥茶葉、砂糖などを中国、シンガポール、マレーシア、フィリピン、バングラデシュ、インド、インドネシア、スリランカなどに輸出。他の輸出品目と比較して安定的に外貨を獲得している。

 ただ、最大の輸出先である中国が、新型コロナウイルスの流行で税関の規制を強化し、国境ゲートの一部を閉鎖したことが下押し要因となっている。(時事通信社提供)