軍評議会、1年間で44郡区に対して空爆

 国民統一政府(NUG)は、ミャンマー国軍がクーデター以降の1年間に44郡区に対して空爆を行ったことを公表した。

 Radio Free Asiaが1月31日に伝えたもので、国軍による空爆の対象となったのはカチン、カヤー、カレン、チン、シャンの5州とザガイン、マグェー、バゴー、タニンダーリの4管区で、内訳はザガイン管区で17郡区、カチン州で10郡区、カヤー州で5郡区、カイン州とシャン州でそれぞれ3郡区、マグェー管区とチン州でそれぞれ2郡区、バゴー管区とタニンダーリ管区で1郡区となっている。

 NUG・国防省のナイン・トゥー・アウン次官は「軍評議会は空爆という残虐な行為を行って国民に恐怖心を植え付け支配しようとしている。これは何十年も変わっていないテロリストに相応しい手法だが、国民がこれに屈することはない」とコメントした。