軍評議会トップ、1年間の総括を発表

 今年2回目となる軍評議会の会議が1月29日に行われ、軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官がクーデター後1年間の総括を発表した。国営新聞Myanma Alinnが1月30日に伝えた。

 総括ではクーデターの前後を比較して経済、社会、治安の状況がどのように変化したかが発表された。詳細は公表されなかったものの、クーデター後の成果としてミャンマー伝統文化の復活があげられたほか、新型コロナウイルスの感染対策が効果をあげていること、国内和平の実現に向けて努力していること、国民の生活水準向上のために経済を発展させることが必要とし、農業と畜産業へ注力することなどについて言及した。

 このほか、次回の総選挙は全ての郡で実施することを目指し準備を進めていることが発表された。