ラカイン州の住民らが帰還を要求

 国軍とアラカン軍(AA)の戦闘により避難していたラカイン州チャウトウ郡区テインマ村の住民らが12月27日、現時点で平穏が取り戻されているとして帰還を要求した。Radio Free Asiaが1月4日に伝えたもの。

 同村は600軒以上の民家があったが、昨年3月に発生した戦闘により、テインマ村の全住民が避難していた。140軒以上が戦闘で焼失したほか、破壊された家屋も多いという。

 ラカイン国籍協会によると、国軍とAAの2年間にわたる戦闘によるラカイン州の避難者数は8万人以上にのぼり、これまで帰還が実現していない。