セーブ・ザ・チルドレン、職員2人の死亡を確認

 国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は12月28日、ミャンマー東部のカヤー州パルーソー郡で国軍による住民襲撃に巻き込まれ、行方が分からなくなっていた男性職員2人の死亡を確認したと発表した。2人は支援活動から戻る途中、事件に遭遇した。

 24日の襲撃現場では、38人の焼死体が見つかっており、セーブ・ザ・チルドレンは「無実の市民や支援活動家への暴力は容認できない」と非難した。

 この大量虐殺事件に関し、国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)は軍評議会に対して真相を究明し発表するよう要求している。(時事通信社提供)