モン州で戦闘開始に向け兵力増強、緊張高まる

 モン州ビーリン郡で国軍とカレン民族解放軍(KNLA)との間で戦闘開始に向け両軍が兵力を増強し、緊張が高まっていることが明らかになった。DVB Burmese Newsが12月26日に伝えた。

 調べによると、バゴー市に近いモン州ビーリン郡で国軍、国境警備隊(BGF)の合同軍とKNLA、人民防衛隊の合同軍の間で緊張が高まっており、ビーリン郡内のチャタウンセィッ、トーカロータ、ティパードキーなどの村から2,000人以上の避難民が発生しているという。

 ある住民は「カレン民族同盟(KNU)が統治している各地で戦闘が激化している。モン州もいよいよ戦禍に巻き込まれようとしている。避難生活はいつまで続くのだろうか」とコメントした。