レーケーコーの避難民16,000人に拡大、国軍の空爆で

 日本財団が支援する帰還難民施設があるカイン州ミャワディ郡レーケーコー村では、12月23日の夕方から国軍が空爆を開始したため、避難民がさらに拡大している。Radio Free Asiaが12月23日に伝えた。

 国軍による空爆を受け、カレン民族同盟(KNU)は国連安全保障理事会に対し緊急会合を開催し国軍への制裁を強めるよう要求した。KNUは12月20日にもカイン州のタイ国境付近に飛行禁止区域を設定するよう国連に求めている。

 戦闘激化に伴い、レーケーコーとその周辺の村(パルージー、パルーレー、ティーメーワーキー、メドータレー)では住民が全員避難しており、戦争避難民の数は16,000人に拡大している模様。