NUGが発行の国債、販売を一時中断

 国民統一政府(NUG)が発行した国債が11月22日から販売を開始したが、29日から一時的に中断していることが明らかになった。DVB Burmese Newsが11月30日に伝えた。

 NUGの計画・財務・投資省によると、短期間に注文が集中したため、銀行など関連機関との調整が必要だとしている。12月6日には販売が再開される予定。

 NUGが発行した国債は、額面金額100米ドル、500米ドル、1,000米ドル、5,000米ドルの4種類で、満期は2年間。24時間で950万米ドル(およそ10億8,000万円)分の取引きが成立した。購入者のほとんどは、海外在住のミャンマー人だったという。一方、軍評議会は「NUG発行の国債を購入した者は重罪で訴追する」と警告している