ミャンマーの機械と関連部品の輸入額は8.5億米ドル
ミャンマー商業省は、2021年10月~21年7月の機械と予備部品の輸入額が8億4,997米万米ドル(およそ935億円)だったと明らかにした。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。 自動車とその交換部品の輸入額は6,094万米ドル(およそ67億円)だった。陸路による輸入には、タイと国境を接するタチレックとミヤワディ、中国と接するムセにある検問所が利用されている。ただ、同省は完成車(CBU)の輸入規制を導入しており、個人と販売業者による輸入申請手続きを9月末で打ち切った。 SKD方式による国内組立生産車と完全ノックダウン(CKD)車を組み立てるための部品の輸入については引き続き許可される見通し。通貨チャット安や輸送料の高騰、景気後退などが重なり、国内の新車・中古車市場は縮小傾向にある。(時事通信社提供)
軍評議会トップがシャン州訪問、蒸気機関車を運行し観光振興を
軍評議会トップのミン・アウン・フライン国軍総司令官が10月3日、シャン州の高原都市カローを訪問し、カロー市を中心として蒸気機関車を運行させ観光振興を行うべきと発言した。軍関係者、地元の財界、有力者との懇談会で言及したもので、国営新聞Myanma Alinnが4日に伝えた。 ミン・アウン・フライン国軍総司令官は、カロー市は高原に位置する避暑地でプータオ、ピンウールイン、ハーカー、タンダウンジ―と共に観光リゾート地として指定すること、カローを中心にミィンダイン~ヘーホー区間に蒸気機関車を運行し地域の観光振興を行うこと、ヘーホー空港を国際空港に格上げし、地元の特産品を国内・国外に輸送する基地にすることなどを発表した。
バングラデシュとの越境貿易、前年同期比35%減
ミャンマー商業省は、2020年10月1日から21年6月25日までのバングラデシュとの越境貿易額について、前年同期比35%減の約3,289万米ドル(およそ36億円)だったと明らかにした。輸出額は1,429万米ドル(およそ15.7億円)、輸入額が1,860万米ドル(およそ20.5億円)だった。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。 バングラデシュとは主に西部ラカイン州シットウェとマウンドーの検問所経由で越境貿易が行われ、水産物、コメ、冷凍食品、飲料、靴、革、タバコなどが取引されている。 ミャンマーは現在、バングラデシュのほか、隣接する中国、インド、タイとも国境を経由した貿易を行っている。(時事通信社提供)
マンダレー市内で警察隊が僧院を強制捜査、僧侶の所有物を持ち去る
マンダレー市内のミャタウン僧院を警察隊が強制捜査し、僧院内にあった僧侶の所有物を持ち去ったことがわかった。Mizzima-News in Burmeseが10月3日に伝えた。 調べによると、警察隊は10月2日夜、指名手配中の僧侶4人を捜査するとして僧院内を家宅捜索した。4人が見つからなかったため、僧院内にあったパソコンや携帯電話、僧侶が所有するアンティークの木箱、現金などを持ち去ったという。 なお、9月28日にはマンダレー市内ピージーダグン郡区のマハーウィザターヤーマ僧院に対して警察隊が強制捜査を行い、僧侶3人と檀家2人が逮捕・連行されている。