自国通貨チャット暴落防止の対策会議を開催

 自国通貨ミャンマーチャットの暴落を防止し、為替レートを安定させるための対策会議が9月29日に開催された。国営新聞Myanma Alinnが30日に伝えた。

 会議は軍評議会傘下の貿易・流通正常化および円滑化中央委員会が主催したもので、同委員会の議長で軍評議会委員のモー・ミィン・トゥン中将、計画・財務省のウイン・シェイン大臣、経済・貿易省のプィン・サン大臣、投資・対外経済関係省のアウン・ナイン・ウー大臣、連邦会計院のタン・ニェイン議長などが出席した。

 会議では、ミャンマー中央銀行の民間銀行に対するドル売りの現状や、貿易で得た外貨の早期回収と期限の設定、輸出の促進、急激な為替レートの変動を防止するための方策などが話し合われた。

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