CDMに参加の警察官320人がカレンニー州警察隊を発足

 タイと国境を接するミャンマー東部のカヤー州で市民不服従運動(CDM)に参加している警察官320人などによりカレンニー州警察隊(Karenni State Police=KsP)が発足した。Radio Free Asiaが8月26日に伝えた。

 カレンニー州顧問評議会(KsCC)の発表によると、カレンニー州警察隊はミャンマー全国からCDMに参加している警察官や交通警察官などが集結し設立されたもの。州民の安全を守り、法による支配を確立することが任務となっている。軍評議会が警察官や交通警察官を呼び戻そうと試みたが、成功しなかったという。

 KsCCは2020年総選挙で当選した議員、政党代表者、武装勢力グループ、民間団体、知識人で構成され4月9日に発足した。