国軍トップ、国民から想定外の抵抗があったと認める
軍評議会トップであるミン・アウン・フライン国軍最高司令官が、クーデターに対して国民から想定外の抵抗があったことを認める発言をしていたことが明らかになった。5月20日に行われた香港のフェニックス・メディア(鳳凰衛視)のインタビューで回答したものを国営新聞Myanma Alinnが6月5日に伝えた。 フェニックス・メディアの「国軍がクーデターを起こしたことに対する国民の抵抗についてどう思うか」との質問に、国軍最高司令官は「正直に言って、国民の抵抗がこれほど大きくなるとは思っていなかった。感情的なものがあったのだろう」と回答した。 インタビューで国軍最高司令官は「総選挙の有権者3,847万人の名簿に1,048万人分の不備があった」とこれまでの主張を繰り返した。