チン州で国軍と人民防衛隊が衝突、国軍兵士20人以上が死亡

 チン州ファラム郡で国軍と地元のチン州人民防衛隊(CDF)との間で激しい戦闘が発生し、国軍兵士20人以上が死亡したことが明らかになった。Mizzima TVが6月29日に伝えたもの。

 CDFの発表によると、6月29日の早朝、国軍が重装備の兵士を多数投入しファラム郡に侵攻してきたため、CDFが応戦。戦闘は2時間にわたり、国軍兵士が20人以上、CDFの隊員4人が戦死し、3人が負傷した。

 国軍兵士はファラム郡内の村々に入り民家を破壊、家畜を殺して食料にしたという。現在の状況は落ち着いているが、再び衝突する可能性が高まっている。