国民統一政府、軍評議会に協力する企業を公表すると警告

 国民統一政府(NUG)傘下の資源・環境保護省は6月29日、軍評議会に協力する企業をブラックリストに入れ、国民に公表すると警告した。Mizzima TVが6月29日に伝えた。

 発表によると、宝石、ヒスイなどの採掘を行う事業ライセンスの更新時期が迫っているが、NUGは軍評議会傘下の資源・環境保護省に申請しないよう事業主に対して警告、申請した場合は事業主と担当者の氏名をブラックリストに入れ国民に公表するとした。

 ライセンス更新のほか、採掘事業の新規ライセンス申請や鉱山資源の輸出申請、所得税や商業税などの税金の納入、木材資源の切り売り、輸送など軍評議会の資金源につながるすべての事業もブラックリストの対象とすると発表した。