インド近くのチン州、ザガイン管区で新型コロナの死者が急増

 インド国境に近いチン州やザガイン管区で、6月25日から26日にかけて新型コロナウイルスに感染し死亡した市民が25人に達していることがわかった。地元の民間ボランティア団体が発表したもので、Radio Free Asiaが27日に伝えた。

 発表によると、6月25日に22人、26日に3人の死亡が確認され、ほとんどが高齢者で基礎疾患のある人であるという。チン州ティーテイン市内では300人の感染者が確認され、6月中に10人が死亡。チン州パラン市内では25日の時点で感染者が183人、これまで16人が死亡している。トゥンザン市内では562人が感染し、17人が死亡している。

 軍評議会・保健省はザガイン管区のカレー市、タムー郡、チン州のティーテイン、トゥンザン、パラン、ハーカー、タンタランの各市に対して外出自粛令を出している。