軍評議会の運輸通信相がヤンゴン市環状鉄道の高度化工事を視察

 軍評議会・運輸通信省大臣ティン・アウン・サン大将が5月31日、ヤンゴン市環状鉄道高度化工事の状況を視察したことがわかった。国営新聞Myanma Alinnが6月1日に伝えた。

 発表によると、ティン・アウン・サン大将はヤンゴン市環状鉄道インセイン、マフラゴンのディーゼル機関区を視察し、工場長が施設内を案内。その後、インセイン駅からヤンゴン駅まで特別列車に試乗し、環状鉄道高度化工事の成果の一つである乗り心地の向上を体験した。

 ヤンゴン市環状鉄道の高度化工事は日本の経済協力(ODA)により実施されており、ミャンマー国鉄の計画によると、工事の完成後は10分から12分ごとに1本の頻度で列車を運行させる方針。1日あたり5万人の利用客が24万人に増加すると見込んでいる。