北部同盟3グループが国軍駐屯地を襲撃、国軍兵士が11人死亡

 シャン州北部で少数民族武装勢力・北部同盟の合同軍が国軍の駐屯地を襲撃し国軍兵士11人が死亡したことがわかった。Radio Free Asiaが5月31日に伝えた。

 調べによると、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、アラカン軍(AA)、タアウン民族解放軍(TNLA)で構成される北部同盟は5月31日午前1時頃、シャン州北部ムセ~クッカイン道路沿いに位置するナンパッ村の電力局施設に設置した駐屯地を襲撃した。この襲撃により国軍兵士11人、北部同盟の兵士で1人が死亡した。

 ムセ~クッカイン道路沿いでは北部同盟のほかにカチン民族独立軍(KIA)と国軍との戦闘が続いている。