軍評議会、国軍関係者の子弟にも学校教育を受けさせるよう圧力

 軍評議会が国軍関係者の子弟に、6月1日から開始される学校教育を受けさせるよう圧力を加えている。国軍の内部文書が流出して明らかになったもの。Mizzima TVが5月29日に伝えた。

 文書は国軍の教育部が国軍内の各部署に対して通達したもので、6月1日から開始される小中高校の学校教育を国軍関係者の子弟に必ず受けさせ、入学手続きの状況を毎日報告するよう指示する内容となっている。子どもがいる国軍関係者の家族は、学校入学手続きの際に手渡される受領書のコピー2部を上司に提出しなければならないという。

 市民の多くが6月1日から開始される学校教育をボイコットしているが、国軍関係者にも入学手続きを行わない家族が多数いるとみられ締め付けを強化している。