モバイルデータ通信が条件付きで復活

 軍評議会の運輸・通信省は、3月15日から無期限で遮断していたモバイルデータ通信について、ホワイトリストに登録されたドメインとオンラインサービスについて接続を再開した。

 地場のインターネットサービスプロバイダや通信会社に示されたリストによると、FacebookとTwitterが引き続き制限されている一方、InstagramやYouTube、Netflixなどのエンターテインメント系サービスについては接続が許可された。

 また、Viber、Zoom、WhatsApp、LinkedInなどのビジネスに特化したサービスや、GrabやFoodpandaなど20社を超えるデリバリーサービスについても通信が許可されたほか、LINEもVPNを経由せずに利用することが可能となった。

 国軍側はこれまで「民衆がモバイル通信を利用して抗議デモを行い、騒乱を扇動している。抗議デモを止めない限り、モバイル通信の遮断は継続する」としていた。