クーデター後の3か月で子ども73人が犠牲に

 国民統一政府(NUG)は5月26日、クーデター後の約3か月で子ども73人が犠牲になったと発表した。Radio Free Asiaが同日伝えたもの。

 NUGの発表によると、2月15日から5月15日までの約3か月で、男の子63人、女の子9人、性別不明1人の計73人が死亡したことがわかった。犠牲になった子どもたちは、軍評議会への抗議デモの参加中に警察隊による発砲や家に押し入られた警察隊による発砲、屋外で遊んでいるときに流れ弾に当たるなどの理由で死亡している。

 これら73人には、ミンタッやカニ、ディモソーなどの地方で発生している国軍と人民防衛隊との戦闘で巻き込まれた犠牲者は含まれていない。