カチン州で民家に迫撃砲が着弾、1人死亡

 カチン州モーマウ郡で民家に迫撃砲が着弾し、1人が死亡し1人が重傷を負っていることがわかった。Radio Free Asiaが4月29日に伝えた。

 地元民によると、カチン州モーマウ郡で国軍とカチン民族独立軍(KIA)との間で戦闘が激しくなり、国軍側は空爆や重火器による攻撃をエスカレートさせている。民家への着弾により72歳の老人が死亡し、27歳の女性が右腕を失う重傷を負った。

 地元民の一人は「国軍が迫撃砲や大砲などの重火器で攻撃を続けている。多くの村民たちは防空壕に隠れている」とコメントした。戦闘により4月10日から27日の間に11人が死亡している。