治安部隊による弾圧が強化、ヤンゴンで死者も

 28日、クーデターを実行した軍に対する抗議活動がミャンマー全土で拡大しており、ヤンゴン市内では、各所で実弾を含む発砲や催涙弾が放たれるなど、治安部隊による弾圧が強化されている。レーダンで男性1名が死亡したほか、ヤンゴン管区教育庁で抗議活動をしていた教師の集団にも発砲され、妊娠中の女性教師が死亡、ヤンゴンですでに4名以上が亡くなったとの報道もある。

 ヤンゴンでデモの参加者が亡くなったのは2月1日のクーデター発生以降で初めて。
 

レーダンで被弾した男性が搬送される様子
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スーレーパゴダ付近でのデモ活動。治安部隊のバリケード封鎖を囲むようにデモ隊がシュプレヒコールをあげたが、これに治安部隊は催涙弾などで鎮圧しようとした。 (写真:読者提供)