公務員の自動車輸入に関しミャンマー陸運局が登録料と関税率を発表
退職まで3年以下となった公務員(優良バッジあり)に対して外国から自動車を輸入する権利を与えることに関し、陸運局の初期登録料と関税率が発表された。MYANMAR TIMESが伝えた。 陸運局の発表によると、初期登録料と関税率は車の排気量によって異なっており、初期登録料は2,000cc以下の場合はCIF価格の5%、2,000ccを超える場合は10%と設定された。関税率については1,350cc以下の場合は無税、1,351cc~2,000cc:5%、2,001cc~5,000cc:10%、5,001cc以上:15%と設定された。 公務員向けの自動車輸入パーミットに関して、次官、総局長クラスはCIF価格で5,000万Ksまで、総副局長、局長クラスは3,000万Ksまでの外国製の自動車を輸入できる権利を与え、副局長以下で定年まで3年以下の公務員は3,000万KsまでのSKD方式による国内生産の車両を購入できるとしていたが、国内生産の車両ではメリットがないとして再検討を求める意見が多く寄せられたため、局長以下にも外国製の自動車を輸入する権利が与えられた。公務員に対して自動車の輸入権を与えることは中古車市場に与える影響が非常に大きいため、中古車売買の関係者は反対している。