韓国・ミャンマー工業ゾーンの国際入札を実施

 ヤンゴン市郊外で開発する韓国・ミャンマー工業ゾーン(KMIC)の第1期建設工事(対象エリアは70エーカー)で国際入札が実施されることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 建設省、都市計画・住宅発展局の発表によると、同工業ゾーンは都市計画・住宅発展局と韓国土地住宅公社(LH)およびグローバルSAE-Aが共同で開発するもので、工業ゾーンの名称は「Korea-Myanmar Industrial Complex=KMIC」。ヤンゴン管区レグー郡ニャウンニッピン村の555エーカーの土地を開発する。主に自動車組立産業や食品製造業を誘致するとしており、応札の締め切りは11月26日。

 同プロジェクトの韓国側の持ち株比率は60%、ミャンマー側は40%で、工業ゾーンには工業団地、研究センター、学校、商業ビル、住宅ゾーンが含まれている。工業ゾーンが実現すれば、5万~10万人の雇用が創出できるという。第1期の開発エリアは555エーカーのうち70エーカー分で、今年中に整地作業を開始する予定となっている。開発計画は2017年6月16日に覚書への調印が行われ、2020年7月31日にミャンマー投資委員会(MIC)から投資許可が下りた。