セミロックダウンで物流が滞留、トラックの70%が運休

 ヤンゴン管区全域でセミロックダウン(外出自粛命令)の措置が実施されているため、ヤンゴン~マンダレーを結ぶ長距離トラックの70%が運休していることがわかった。ミャンマー長距離トラック運輸業協会が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、セミロックダウンの措置が開始された9月21日以降、ヤンゴン~マンダレー間を運行するトラックの70%が運休しており、地方からヤンゴン市内に入る物資の量が急激に減少しているという。ヤンゴン市内のバインナウン穀物取引所においても、休業する卸業者が発生しているため、物資の不足が懸念されている。

 ミャンマー長距離トラック運輸業協会は、物流の円滑化のためにヤンゴン~マンダレー高速道路をトラックが利用できるよう政府に要請している。