ミャンマー国内の輸出業者300社に対して輸出ライセンス停止の処分
輸出により獲得した外貨を国内の銀行に預金しなかったとして輸出業者300社以上が輸出ライセンスの停止処分を受けることがわかった。経済・貿易省が発表にしたもの。7Day Dailyが伝えた。 同省のキン・マウン・ルイン報道官によると、2017年度中に輸出により獲得した外貨収入をミャンマー国内に預金せず、ミャンマー中央銀行にも報告しなかった輸出業者300社以上が、2012年外貨管理法、2015年外貨使用管理法違反により1年間の輸出ライセンス効力停止の処分を受けるという。 同法によると、輸出で獲得した外貨について「輸出業者は輸出品を船積みした日から6か月以内に国内銀行へ預金し、ミャンマー中央銀行に報告しなければならない」と規定されている。ミャンマーの輸出業者の多くはシンガポールに外貨口座を持ち、決済が行われているとみられる。